38/50  ペレキフォラ  精巧丸  古木(せいこうまる　こぼく):サボテンというよりかは菌類に近い風貌を持つ個体。生長の遅い精巧丸を接ぎ木し、繁殖のために頭を切られ、このような風貌となった。その切り口からたくさんの子株を吹き、親株の方はすでに木化し盆栽のようになってきた。ゆっくりとした時間をかけて作り上げられた、ある意味で銘品とも言える個体。

鉢は陶芸家:安永正臣氏のもの。衒いのない風合いを持つ器はこの個体にぴったり。