14/50  アリオカルプス  竜牙牡丹(りゅうがぼたん):牡丹は刺を持たないサボテンではあるが、この個体の立ち上がる疣は、まるで刺のように鋭く脅威すら感じる。木化した台木とのバランスもよく、まるで樹木のようなシルエット。現地では土に隠れながら生長するサボテンが、台木という舞台に立ち、脚光浴びる。多稜タイプのため、疣が多く特徴的。

鉢は陶芸家:安永正臣氏のもの。