アストロフィツム　恩塚四角鸞鳳玉　あべこべ(おんずかしかくらんぽうぎょく　あべこべ):美しい白点模様を持ち、まるで宝石のような輝きを放つ個体。造形や肌の完成度が極めて高いもの。サボテンの肌は、通常は稜が山、稜間が谷となり、起伏しているが、この個体は稜間の谷の部分が稜を越えて山のようになっている不思議な鸞鳳玉。旺盛な生命力ゆえに、刀で切り刻まれたかのような激しい身割れが生じ、その傷跡すらもこの個体の個性として深い味わいと価値を高めている。血筋も相当良いので種取りの親木としてもお勧めできる。

鉢 : 佐々木 りつ子