コリファンタ　金環蝕綴化(きんかんしょくてっか):シルエットがユニークな個体。一度、綴化を起こした金環蝕を農家が接ぎ木をしたが、いざ金環蝕が生長を始めると先祖返りをした元の姿に戻ってしまったもの。農家からは見放されてしまい、哀愁が漂わせながらも、ゆっくりと生長している。みずみずしさを欠いても穂木を支え、必死で離すまいとする台木もとても魅力的である。お互いの生命力の強さが見て取れる貴重なもの。

・モノトーンで出来上がった肌は、植物の緑を美しく際立たせてくれる。台木の木化した灰色と融合しているようだ。