ロホセレウス　福禄寿(ふくろくじゅ):福禄寿とは、上帝閣という刺のある柱サボテンから生まれたモンスター。昔から植物の和名では、丸みを帯びた性質を持つものに神様の名前が付けられることが多い。この個体は繁殖させる為に胴切りされ、クッション状に見事な群生球となったもの。画像では小さく見えるが実物は相当でかい。何年もの間、栄養をたっぷりと与えられ育てられてきたことに加え、太くなる素質があったことでここまで太く大きくなっている。一本一本切り取って販売する方が売り手にとっては良いのかもしれないが、この造形には唯一無二の価値がある。

鉢 : 西村 昂希