CATEGORY  日々

農家
2012.03.25 | cat. 日々

農家

愛知県をめぐり 静岡県をめぐり 神奈川県 千葉県と来ました
春の温かい陽ざしの中 40度以上になるハウスをぶんぶんと歩きます

農家さんごとに育てているものや 育て方 丁寧さが違い どこに行っても
面白いものがあります

今日も一品ものをたくさん入手しました

今回の旅
2012.03.22 | cat. 日々

今回の旅

今回の旅は 植木と観葉植物中心の旅

まずは関西で非常にいい話ができました
僕がサボテンや多肉植物を集める時に 最も重要視する ある部分を
15年も前から注目し 観葉植物で 実践して生産されてきた職人さんです

世界各国 日本全国を駆け回り 独自のセンスで植物をあやつる 本物のプロでした
今後 叢の観葉植物は すごいことになりそうです
どこにもない ぶっ飛んだ観葉植物を世に送り出しますよ!

仕入れの旅
2012.03.21 | cat. 日々

仕入れの旅

日本横断 仕入れの旅に また出発します
今回の目的は 結構山積みで 
たくさんのことを収穫してこないと いけません

15都府県を 巡る予定です

桜を植える
2012.03.20 | cat. 日々

桜を植える

富士枝垂れ桜という 繊細で雪のような白い花がつくとてもきれいな品種の桜を 植えました

今にも つぼみが膨らみそうな 元気のある いい株で
これを育てた農家さん 一押しの 品でした
叢では 珍しい品種の植物も数多く扱いますが
どちらかというと枝ぶりや 幹肌が いい顔をしている植物を たくさん扱います
庭に桜を植えるとしても まず品種選びから入り
植えられるスペースに最適なサイズのもの
根の状態 特性 など いろいろな面から考慮して
日本各地から 叢的一品を 探し出します
今回の桜を植えた庭は 数年かけて完成させる 大きな敷地のプロジェクトです
完成したら とんでもない庭になるはずです
春が来た
2012.03.13 | cat. 日々

春が来た

我が家は 山の上にあり市内中心部とは 完全に気候が違います

この冬は この家に越してから 初めての冬で
しびれるほどの 寒さでした
しかし ここのところ そんな厳しい寒さはいつの間にか なくなり
朝起き上がるのも 苦でないです
植物たちも 春を感じたのか 新芽の準備のため葉を枯らすもの
冬の間花咲いていた花を枯らすもの
脱皮するもの
花芽をあげるもの
などなど
この時期は 植物に変化が起こりやすいので
枯れてしまったのか あるいは 春を向かえ準備しているのか
毎日よく観察しています
さて 僕ら人間は 春を何で知りますか?
カレンダーで知りますか?
インターネットで知りますか?
誰かに 聞きますか?
温度で知りますか?
勘ですか?
鼻がぐじゅぐじゅになって わかりますか?
それとも 植物に教わりますか?
これは 人それぞれで 季節の変化に敏感な人もいるだろうし
変化に気づかない人もいるかもしれません
それでは 植物は何で 春を知るのか 知っていますか?
温度で 春を感じる と思われているんではないでしょうか?
やっぱり 暖かくなってきたら 春だし
寒くなってきたら 冬ですよね
でも 時々 春なのに とても寒い日があって雪が降ったり
いきなり初夏の気温になったり することがあります
こんなことにいちいち左右されていたら 開花時期が ぐちゃぐちゃになりそうなもんです
開花時期がぐちゃぐちゃだと 植物にとって生存上大問題です
でも 植物の開花時期は ほぼ ぴたりです
川辺の桜なんかは 同時に開花します
見てると 不思議ですよね。

植物にかかわらず 多くの生物には 光周性(こうしゅうせい)があることが

認められています
光周性 とは 何かというと
暗さの長さで 季節を判断し 花芽を形成することをいいます
冬から春にかけて 夜の暗さがだんだんと短くなります
これを植物が感じ 花芽を作ります
落葉や塊根の形成なんかも 光周性によるものです
動物だと 毛が生え変わったり 冬眠したり 渡り鳥が動くのもこれによります
光というのは それだけ生命にとって大事ということです
日の出とともに起き 日没とともに寝るような 生活が一番生物らしい
生活なんでしょうね
今は 朝4時です・・・   寝ます
切断
2012.03.09 | cat. 日々

切断

普通の人にとって 植物を切断するということは

= 殺す 生命を奪う  という印象があるのではないでしょうか?
元気に生きている植物の 一番太い幹の部分を 切る・・・
上下に切り離し 一個の個体を 二個に分離する・・・
植物の枝を剪定するとなると 人間でいう髪を切る程度のことで
考えるかもしれないですが
胴を ぶった斬るように 植物を切るのには 最初は勇気が要ります
もしかしたら 剪定すら躊躇する人もいるかもしれません
多くの サボテンや多肉植物は 非常に挿し木が 安易で
真っ二つに切った 上も下も 生かすことができます
切ることで得るメリットは 時に大きいため 慣れた人であれば
ザクザク切ります
画像の植物は かなり太い 竜神木という サボテンですが
こいつは いつも 切られています
切られるために 育てられています
だけど僕は 慣れた今でも 躊躇します
曲鉢にサボテン
2012.03.08 | cat. 日々

曲鉢にサボテン

曲鉢という 古くからの技法で 作られた鉢に
三角鸞鳳玉(サンカクランポウギョク) という サボテンを 植えました

赤茶色の色と質感が そっくりで 
グニュってなった 感じも そっくり

ちなみに この植物は本来の形ではなく
成長過程で何らかの ストレスがかかり 
このような 奇形のような形になってしまったもの

植物の健康状態には問題はないのですが 
農家では まず捨てられてしまうものです
しかし 合うべき鉢に植えてあげることで
形のきれいな 優等生植物よりも かえってこの劣等生のほうが
いいこともある
というか 劣等生だからいい

植物の顔をじーっと見ながら 「お前はどの場面で 活きるんだ」と
語りかけています

心が癒された瞬間
2012.03.05 | cat. 日々

心が癒された瞬間

これを作ったおじいさんは 毎日発泡酒を飲みながら
サボテンを 接木するそうです
縁側で ぽかぽか太陽の下 さきいかでも食べながら
接木するんでしょうか
想像するだけで 癒されました

かっこよすぎて 面白すぎて たくさん買っちゃいました
こんな おじいさんは 永久に日本から いなくならないように
本気で祈ります

千葉県グルグル
2012.03.04 | cat. 日々

千葉県グルグル

千葉県をまわりました
千葉県には以前には たくさんの植物の農家があったみたいですが
高齢化と不景気で 今では ずいぶんと少なくなってしまったようです

業者による盗難があとを絶たなかったために 今回訪れた農家さんでは
どこも貴重品が入っている檻やハウスにはガッチリ施錠してありました

ある農家さんのところでは 高額な植物が長いこと動かなかったためか
鍵が錆びていて 開かないというハプニング!
「こんなに 売れたのは 15年ぶりだぁ」 と笑ってました

この日の一番の収穫は 60年ものの古木
戦後間もない頃 とある高名なお坊さんが 実生して(種を撒いて) 育てたものの欠片です
欠片と言えど 60cmもある大きな植物です
そのお坊さんはお亡くなりになり 農家さんが譲り受けたものです
なんと 譲り受けてからこの日まで20年間 コンクリートの上に転がしっぱなし・・・
極端に土が少ない環境(元々掘り起こした時についていたわずかな土のみ)で
うねるようにもがきながら 育った跡が随所に見られるモンスターでした

ちなみにそこの農家さんでいただいた納品書は 
ダンボールの切れ端と油性マジックで作成されました

一期一会
2012.03.02 | cat. 日々

一期一会

三重県で探し当てた個体です

叢で扱う植物は 唯一無二で 独特な表情のある 植物がほとんどで
販売はするけれども 一期一会なことが常です
毎日がお別れです
手を離れていくことが うれしくもあり 悲しくもあります

画像の植物も もしかしたら二度とお目にかかれないかもしれない
貴重品です

この個体は仕入れた翌日に 手元を離れていくという 短い間の叢生活でしたが
きっと大事に育ててもらえると思います

画像はアップで全体像はわかりませんが 誰もが驚く
不思議な形をしています

ご覧になりたい方は HPにてしばしお待ちください