桜も散り ずいぶんと温かくなってきました
植物も花を咲かせ 芽を吹き 動き始めました
アロエやアガベや 柱サボテンなど 大地の力を借りて この夏一気に大きくさせようと思う株を
いくつか庭に植え始めています
鉢植えの植物を 地面に植えることでしっかりと根を張り
十分な水分と栄養で 見違えるように大きくなります
画像のアガベは 吉祥冠錦
まるで現地球のように立派な葉を展開させています
この植物は 柱サボテンの 竜神木 といいます
肌がすべすべで 透明感のある黄緑色で 棘は真っ黒で 枝がよく出て
なかなか きれいなサボテンです
観葉植物として 花屋さんにも いくらか普及していると思います
僕も 花屋時代には よく市場で 購入し 観葉植物として 売ってました
ただ サボテン界では 常に脇役として 存在する 縁の下の力持ちです
とにかく切られ 切られ 接ぎ木の台座としてのみ 価値があるような存在です
今回仕入れてきた この株は 畑に植わっていたもので
農家さんに 購入を希望すると
「スコップ貸してやるから 掘って持ってきな」
ということで
畑を 掘り返して 持ってきたしろものです
今までの竜神木の購入者には 挿し穂としては ニーズがあったため
みなさん はさみで 枝を切って持って帰ってたそうです
掘り返して株ごと持っていくのは おめーが初めてだ と言っていました
長年 切られ 切られた 跡は 独特の物語のある 形を生み出しています