小説とサボテン
初めてお話をいただいたのはもうかれこれ3年前くらい
小説家さんとのコラボレーションなんて
思いつきもしなかった
山崎ナオコーラさんという
植物に興味津々な小説家さんが
この不思議なコラボレーションを受け入れてくれた
俳優と同じように ある植物が固有名詞的に登場するこの物語には
びっくりするほどの様々な背景を持った人々が現れ
そしてサボテンを取り巻きながら関わっていく
叢をモチーフにしたお店も登場し
そのお店の店主も登場する
先の読めないストーリーにわくわくしながら
登場する植物にそわそわしながら
のめり込んでいってしまった
叢の考える様々なコラボレーションの中でも
特に風変わりな あるいは画期的なこのチャレンジは
結構大きな一歩だと思う