明日 6日火曜日は 振替休日のため叢 営業致します。
翌7日水曜日は お休みとさせて頂きます。
2月8日 全国的に記録的な大雪に見舞われ
都内を含め 各地で被害が相次いだ
当時 僕は 南青山バードハウスの展示会中のワークショップ当日
大雪にも関わらず大勢の方が来てくれた
その頃 群馬では 大雪でサボテンハウスが壊滅的な被害にあっていた
その情報を人づてで知り
この度 復旧のため何かできないか
訪れた
前橋は雪が降ることは滅多になく
120年ぶりの積雪70cm!
1000坪のハウスが倒壊し たくさんのサボテンが下敷きになった
その夜 農家さんは懸命に雪かきを続けたが
自然の力には到底およばなっかったようだ
あれから毎日 1ヵ月近く復旧作業をされているようだが
まだまだ先は見えていない
日頃お世話になっている農家さんに
恩返しをするため 1日だけ
都内での打ち合わせなどを延期させてもらい群馬に入った
ハウスのビニール張り
倒壊したハウスの撤去
生き残ったサボテンの移動
地元のおじいさんたち6名で朝から夕方まで作業のお手伝いをしたが
たった一日ではわずかなことしかできなかった
今後 少しでも早く立ち直ってもらうために
自分なりにアイデアを出し 復旧のお手伝いのほんのわずかな
その一つ 切り花の生産案が はやくも 実を結びそうだ
木化
接ぎ木
ベタ斑
親木
これまで 叢が世に送り出してきた これまでの園芸業界では
観賞価値なしとされてきた 植物達
見方を変えてみると とても面白いものばかり
それはストーリーだったり 作為の無い形だったり
既成の園芸の概念にとらわれてしまうと
それらの見えないストーリーを見失いがち・・・
3月号のVOGUE ジャパンに アートディレクターの
長嶋りかこさんの記事が出ている(P122~)
ここで長嶋さんは 雑草の素敵さを語ってくれているが
この記事を見て そうそう こういうことだなって
感じた
人が植物から受け取る 心地よさや 感動は
見た目の美しさ 華やかさと言える
例えば プレゼントで言ったら ラッピング包装ではなく
送る側の プレゼントに込めた思い
つまり見えない部分
そこが本当は 一番大切
雑草は 普通はあまり好まれないものだが
長嶋さんにとっては ほっとする植物
それは彼女だけにある 特別な思いなのだろう
見えない部分だからこそ 丁寧にしっかりとしたものが
必要になる