ARCHIVE for  February 2014

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2014.02.25 | cat. 日々

春の訪れ

まだ寒い日もありますが
サボテン達はすでに 動き出していました

生長期に見られる白い細い根が
少しずつ 出てきています

本来 ヒトとは 植物や星や空気を見て 感じて
様々なことを 行動に移してきました

現代はそういうことに触れることすら
少なくなり 
冬は暖房
夜は照明
夏野菜は冬でも食べることができる と
真逆の状態があたりまえ

これでは 動物的ヒトの感覚は薄まるばかり
もっと繊細な 
もっと野性的な
本来持っている鋭い感性は
植物を 眺めることで 少しは取り戻せるかもしれない

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2014.02.22 | cat. 日々

植物の持つ良さ

木化
接ぎ木
ベタ斑
親木

これまで 叢が世に送り出してきた これまでの園芸業界では
観賞価値なしとされてきた 植物達

見方を変えてみると とても面白いものばかり
それはストーリーだったり 作為の無い形だったり

既成の園芸の概念にとらわれてしまうと
それらの見えないストーリーを見失いがち・・・

3月号のVOGUE ジャパンに アートディレクターの 
長嶋りかこさんの記事が出ている(P122~)

ここで長嶋さんは 雑草の素敵さを語ってくれているが
この記事を見て そうそう こういうことだなって
感じた

人が植物から受け取る 心地よさや 感動は

見た目の美しさ 華やかさと言える
例えば プレゼントで言ったら ラッピング包装ではなく
送る側の プレゼントに込めた思い

つまり見えない部分

そこが本当は 一番大切

雑草は 普通はあまり好まれないものだが
長嶋さんにとっては ほっとする植物
それは彼女だけにある 特別な思いなのだろう

見えない部分だからこそ 丁寧にしっかりとしたものが
必要になる

叢の植物は どれもが 分厚いストーリー付き
と言えるよう
明日からの仕入れに 気合が入る

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2014.02.11 | cat. 日々

畑仕事

時には 畑を掘り返し
植物を調達することもある

大抵の場合 畑に植わっている植物は
大きく重く 根張りもすごいので
1本抜くのにも一苦労

この日はあれやこれや 100本ほど
引っこ抜き
日がくれた

鉢植え特有の繊細な肌とは違い
荒々しく 生命力が溢れている
個体もまた見所がある

いい顔してる植物が
刺だらけの隙間に見えたなら
痛いなんて言ってられない
猪突猛進