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2014.08.15 | cat. 日々

サボテンの造形美

サボテンの魅力と言えばやはり刺

元々この刺は 葉が乾燥に耐えうる形に変化した為だと

言われている

硬質のプラスチックで出来ているようなこの刺は

光合成は出来ないものの 外敵から身を守る

役割も担っている

 

国内ではしっかりと太陽光線を与えてやると

見事な刺を出す

竜神木などは顕著で 遮光した場合と しなかった場合は 驚く程

刺が違う

 

ちなみに 刺と棘 

似たような字で 世のサボテン屋さんも

いろいろ使っているのを見かける

 

棘は いばらとも読み バラやカラタチなどのとげに使う

朿がただたくさんあるという意味

 

刺は 主にサボテンに使う

右側のつくり「りっとう」は刀の意味で

朿を刀に見立てている

刀は宝物にもなることもあり サボテンをつくるおじいさん達が

刺にこだわっていることをよく表している漢字だと思う