作品としての鉢植え その1
陶芸家さんのつくった鉢に
植物を合わせてみる
作家それぞれのこだわりが大いに入った
作品としての鉢
鉢と上物の植物が けんかすること無く
それでいてお互いを主張させる植え方は
いつもの植え方とは 目指すところがまるで違う
植物を見せるのではなく
鉢を見せるでもなく
一つの作品として 鉢と植物をリスペクトする植え方
今回は 陶芸家 寒川義雄 氏
まるで土器のような ぽろっと割れてしまいそうな
柔らかさを持つ あたたかみのある鉢
墨汁や炭の黒で出来上がった 素朴で懐かしい感じ
そこには 柔らかさと渋さを持った コピアポア 疣仙人という
サボテンを持ってきた
この個体はシルエットのかなり崩れたかなりユニークな個体
植え込む側としては
全体の雰囲気を全て任されるわけだから
特に気合いが入る
この緊張感も 楽しみのひとつ