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2015.07.09 | cat. 日々

作品としての鉢植え その1

陶芸家さんのつくった鉢に

植物を合わせてみる

 

作家それぞれのこだわりが大いに入った

作品としての鉢

鉢と上物の植物が けんかすること無く

それでいてお互いを主張させる植え方は

いつもの植え方とは 目指すところがまるで違う

植物を見せるのではなく

鉢を見せるでもなく

一つの作品として 鉢と植物をリスペクトする植え方

 

今回は 陶芸家 寒川義雄 氏

まるで土器のような ぽろっと割れてしまいそうな

柔らかさを持つ あたたかみのある鉢

 

墨汁や炭の黒で出来上がった 素朴で懐かしい感じ

そこには 柔らかさと渋さを持った コピアポア 疣仙人という

サボテンを持ってきた

この個体はシルエットのかなり崩れたかなりユニークな個体

 

植え込む側としては

鉢をこしらえてもらい 最終的には植え込むものや

全体の雰囲気を全て任されるわけだから

特に気合いが入る

この緊張感も 楽しみのひとつ