リムアート展4日目
展示の棚も チラホラ空きが目立ってきました
まだまだ一見では気づくことができない植物たちの表情が眠っています
今日のご紹介
稜… (サボテンに縦に入る線)
ほとんどのサボテンには縦に入る山折り谷折りのような線があります
この形状は 暑い環境に耐えるために進化したもの
太陽の直射が まともに当たらないように角度を付け
なおかつその溝に風が通り 体温を下げられるよう工夫されたもの
本当によくできてる
その稜の数は 種類によって 様々で 最小3本から
多いものは数えきれないほど (100以上) の 稜を持つものもある
生涯この本数は決まって固定している訳ではなく
時々その数を増減させることがある
画像の個体は 稜を今まさに増やしたところ
きれいにきっちり稜線が揃っているのも いいけど
こうしてたまに 稜が乱れるのも 不作為的な感じですき
植物が 何を感じた時に 増え そして減るのか
興味深いところではあります