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2012.12.23 | cat. 展覧会

リムアート展8日目

連休もあってか リムアート展 賑わっております
お越し下さった皆様
ありがとうございます

リムアートのスタッフさんの植物の知識の飲み込みは
すごく早く
すでに 多肉植物の知識では花屋さんのレベルは大きく超えていそうです!

本日の植物

「マジックもの」

これは以前にもどこかで書いたかもしれません。
でももう一度。

農家さんはよく接ぎ木の 台木に
油性の黒マジックで その名前を書きます

売り物なのに なんで書いてあるんですか?とよく聞かれます

実は農家さんにとって このマジックものは売り物ではないんです
接ぎ木というのは 上部の穂木を生長促進させて
植物を早く大きくさせて 子株や種を採る園芸手法のひとつ

つまり農家さんにとっては この個体を売り物にするのではなく
そこから”出てきたもの” を売り物にするんです

だから台木に落書きがあろうが
本名を書こうが どうだっていい

きっちり直接 植物に本名を書いておくと間違いなく名前を間違えないということで
よく書かれてあるんです

僕にとってこれは ちょっとした機能美のようなもの
そう受け取っています

農家さんがビジュアルを意識せず
味のある字で書かれたものが かっこいいなぁって思うんです