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2013.09.05 | cat. 日々

Tシャツ情報

このたびは おかげさまでQusamura Art Tshirts

本当にたくさんの方々にお買い上げ頂きました!ありがとうございました。!

渋谷のビームスタイムさんでの 展示を終え

いくらかストックしていた分が 販売可能になりました。

まだ若干残っていますので ご希望の方は是非お問い合わせください。

特にメンズsサイズ mサイズは 多めに制作しており

デザインによっては余裕があるものもございます。

よろしくお願いします。

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2013.08.25 | cat. 展覧会

ビームスツアー

新宿 ビームスジャパンの B GALLERYから始まった展示会は
渋谷のビームスTIMEに移動しました

新しいとっておきの植物も追加して
皆様のお越しをお待ちしております!

9/1まで展示した後は
福岡ビームスに移ります

九州の方もお楽しみに!

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2013.08.14 | cat. 日々

真夏の管理

今年は史上最高の気温を 高知県で記録するなど
とてつもない暑さです

サボテンや多肉植物は 暑いのが大好きな印象を持たれがちですが
実は 40℃近い高温は 苦手
風通しがあったり 夜間 ある程度温度が下がれば 耐えることができますが
日本の高温多湿 夜間も真夏日 というような環境では
さすがに弱ってしまいます

そこで サボテンや多肉植物を持たれている方々へ
想像できる失敗例とその対策を 書いておきます

・強い直射による日焼け
室内で管理している植物を、光合成をさせるために
突然外の直射日光に当ててしまうと焼けてしまいます
外に出す場合、必ず直射の当たらない明るい日陰に置いてください

・高温による枯死
真夏の昼間に室内に置き去りにされた植物は
こもった空気の中 高温により弱ってしまいます
現在植物を 昼間に高温になる場所に置いている場合は
外の日陰に置くか 室内でも涼しく風通しのある場所に置き換えてください

・接ぎ木をお持ちの方
接ぎ木はある程度の明るさと 風通しが必要です
室内のこもった空気では台木がやられてしまうことがあります
直射の当たらない 外に置かれることをお勧めします

・真夏の水やり
植物の種類によって異なりますが
生長をしているタイプの植物は 土が乾いたら底から出るくらい
たっぷりあげます 
あげる時は夕方が良いです
生長を止めるタイプの植物は 涼しいところに置いてやり水はあげません

特に暑い日は、軽く植物の表面を濡らしてあげて 体温を下げる手伝いを
してあげるとよいですね
霧吹きなどが 適当です

その他 ご不明な点は order@qusamura.com
まで お問い合わせくださいね

植物は種類によっても 管理方法は大きく変わりますので
全てがこれに当たるわけではありません

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2013.08.05 | cat. 日々

植物の名前

本日も来るweb展示会に向けて データの打ち込み

延々と続く作業でした(苦手)

 

さて打ち込みの中で特に時間をさく作業に 植物名の表記があります

植物名というのは ラテン語で表記される学名と

国内で通じる和名とがあります

よく展示会で 「この名前は作品名ですか?」 「全部付けられたのですか?」と

聞かれることがありますが 和名は今から40年 50年前にサボテン業界の

先人達が付けた名前です

サボテンをこよなく愛する方々が付けた名前なので格式のある

漢字を選んで付けられていることが多いです(作品名と思えるくらいきちんとしています)

 

一方 学名の方はというと 植物の正式名称な訳で

これを表記しないわけにはいきません

学名の書き方には決まりがあり ややこしく きちんと表記するには

ある程度の知識が必要です

(間違った表記のwebサイトや書籍も非常に多い)

きちんとした生産者ほど 名前表記はきちんとしており

叢ではこういった農家さんからしか 植物は仕入れません

 

どこの何者かもわからないような植物であれば 管理方法や

ストーリーが分かるはずもなく

逆に 名前がきちんと把握できている農家さんというのは

その植物の知識をしっかり持っていることが多いのです

責任を持って育てあげている植物というのは 名前もきっちり分かるし

学名も表記できるというわけです

 

学名には 人の名前や 変異のタイプ 植物の特徴なども

含めれており 調べてみると本当に面白いです

叢では こんなところにも小さなこだわりがあるんです

あ!画像は文章と関係ないです

 

 

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2013.08.03 | cat. 日々

Tシャツ情報

この度のQusamura Art T-shirts は とんでもない豪華なメンバーに

ご参加いただきまして 空前の話題沸騰となっております

ありがとうございます

 

すでに残すところわずかですが こちらでそのデザインのご説明をちょっと

 

建築家 青木淳氏

青木氏は銀座や表参道のルイヴィトンやSIA青山ビルディングの建築設計で

有名な建築家

今回のTシャツのモチーフは青森県立美術館の写真です

高度な設計で建築を進めていってもどうしても実際には

ほんのわずかな隙間が出来るんだそうです

それはその場で修正するのが一般的なのだそうですが

この美術館ではその隙間がおもしろい!ということで

残したのだそう

その隙間の写真がこれなんです(青い線は空の色

実際 青森県美でこの隙間に気づく人は多くなさそうですが

そのずれを 美 とする感覚が すばらしいですね

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2013.07.21 | cat. 日々

土のこと

最近 土のことについてよく聞かれます

なので ここで ちょっと解説

 

叢の鉢植えには 化粧土(表面の土)として 茶色いものと白いものを使っています

でも中身は5種類をブレンドして サボテンや多肉植物の性質を考えて

ブレンドしています

 

水切れ 根腐り 害虫 栄養 のことを考え

さらには 持ち運ぶ際の重さ 根の張りやすさ 植え替えのしやすさ

さらには 鉢を汚してしまわないような工夫 まで いろいろ考えて考えた結果の配合です

叢の植物はトラブルが少ないのはこういうわけ

 

5種類の中で 特に入手しにくい土があります

それは正確には 土ではなく 石

 

これを入手しに先日石川県の山奥まで 行ってきました

約1.5トンの細粒の石を積んで 時速80kmで7時間高速道路を 走るのはきつかった!

(重量ありすぎて ブレーキ効かないし)

この石は 水はけがよく 軽くて重い最高の重量

粒もかなり精密に洗浄されていて 見た目も美しい

使い始めてからは これでなきゃだめ っていうくらい

 

叢の土には 約40%この石を採用しています

基本的に園芸用で使われることの無いこの石は 実は最高の素材なんです

 

 

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2013.07.04 | cat. 日々

なんと なんと 小説化

ようやく このブログを書くことができます

叢では これまで 陶芸家の方々
写真家の方々 など アート界で活躍される様々な方々と
コラボレートしてきました

そして 今回 また新しい試み
小説家さんとの コラボレート!
映画化もされた 『人のセックスを笑うな』で有名な 山崎ナオコーラさん

叢の植物を 取り上げて小説が出来あがります

”こころみ” としましては いきなりの有名小説家さんですが
昨年からずっとずっと楽しみにしていた第一幕が始まりました

配信先は honto+ 
http://honto.jp/cp/ebook/2013/hontoplus

この中で 「ボーイミーツガールの極端なもの」というおはなしに
叢の 白雲鸞鳳玉 (はくうんらんぽうぎょく) が 登場します
というよりこのサボテンにまつわるストーリーなので
僕の気持の中では 主役級扱い ですね

これまで 植物にまつわる小説はあったと思いますが
一サボテンにクローズアップして
しかもその本物が 現にここにある という 扱われ方はおそらく初だと思います
これは芸能人 ならぬ 芸能サボテン です

とにかく続きが読みたくなるおはなしです
少し大げさに聞こえるかもしれませんが
植物がそんな風に扱ってもらえる という意味では
日本の植物業界で 画期的な 一歩かなと思っています

無料なので ぜひみなさん ご覧になってください
上記のリンク先の 「pdfで読む」 ボタンから どうぞ

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2013.06.29 | cat. 展覧会

gallery feel art zero にて

本日初日
名古屋 gallery feel art zero さんにて 陶芸家 内田鋼一さんと
二人展

約1年前から 温め続けてきた展示会

植物も長い間 この日のために貯めてきた
叢の中でも 秘蔵っ子たちを用意しました

内田さんの鉢も これまで見たことのないような
斬新なものから 大きいものまで
とにかく 僕が見ていても楽しくなるような展示会

完成度の高い鉢に 時間を纏った植物を合わせることは
僕にとって 何にも変え難い 自己解放タイム

今回はたっぷり 表現できたように思います
遠くからも来て欲しいです

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2013.06.27 | cat. 展覧会

難問

僕の個人的見解で
日本で最も忙しい人 陶芸家 内田鋼一さん

今朝は広島から車をぶっ飛ばして
内田さんのアトリエにお邪魔させていただきました

今回は当然ながら 6/29(土)からの
名古屋フィールアートゼロさんでの共同展示作品 制作のため

内田さんの鉢に叢の植物を合わせる

まだホカホカの鉢を新聞で巻き上げて
ギャラリーに向かう予定だったはずが
超難問の鉢が続々と窯から出てきた

大抵のアドリブはこれまでもこなしてきたが
ちょっと想像以上…

しかし サボテンの名産地 愛知県だからこそ
まだ焦らない
急遽 予定を変更して 超難問の鉢に合わせるべく
植物を捜す

詳しくは当日 こちらで
http://qusamura.com/information/

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2013.06.26 | cat. 日々

複隆という芸

鸞鳳玉の中でも 青い肌を持つ碧瑠璃鸞鳳玉
その肌の凹凸を極めに極めた名人がいます

今回その名人にお話を伺うことができ
その技術や知識をほんの少しだけ伺うことができました

サボテンの種類は1万近くあると言われています
その中で碧瑠璃鸞鳳玉だけに絞って 突き詰めた結晶
そこまでこだわったのは 突き詰めれば突き詰めるだけ
サボテンの顔が変化し 応えてくれるから だそう

確かに その名人の作出する複隆は これまで見たことのない
不思議で繊細なもの
(複隆とは肌に凹凸が出て変異したもの)

それが今回ご紹介している 複隆碧鸞

サボテンの知識 技術は伝承する書籍が圧倒的に少なく
直接出向いて本人から聞かないと 失われていくもの
その話の中には何十年もかけて磨いてきた
すごい内容が詰まっています
今後 叢の植物にはこういった場面で得たものを
どんどんと積んでいきます

碧瑠璃鸞鳳玉 >>>>>